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キュービクルの更新・設置工事後にかかる、事業運用費用を抑えるための電気にまつわる方法を2つ紹介しています。
事業運用コストを下げる方法として、取り付きやすいものとして、節電が挙げられます。ですが、日常的に多くの電気を使う事業所において、細々と節電していては作業効率が悪くなってしまいます。
そこで、簡単に費用を抑えられる方法として、新電力への切替を提案されるケースがあります。
電力自由化が叶った後も、東京電力との契約を続けていた事業所に限った話ですが、契約する電力会社を見直すことで、コストカットが成功する場合があります。
特に大規模な工場であれば、年間で10数%のコストカットができると言われています。仮にこれまで年間1,000万円必要だった場合、100万円程度の減額が叶う可能性があります。
参照元:はじめてのDX(https://hajimeteno-dx.com/article/highvoltage_power-case)
どんなプランで契約すれば、無理なく切り替えできるのか、キュービクル工事業者の中には、新電力切替の相談・提案をしてくれる会社もあるので、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
基本料金の安い高圧電気を自社の敷地内に引き込み、変電して使うために必要なキュービクル。しかし、現在の毎月の電気代がそれほどかかっていない場合、キュービクルを設置することでかかる固定費が、大きな負担になっているケースもあります。
その場合、キュービクルを撤去して低電圧化することで、法定検査員(電気主任技術者)との契約が不要となり、20万円~30万円ほどの経費削減が叶います。
参照元:エネインフォ(https://ene-free.jp/all-facilities/616)
キュービクル撤去のメリットとしては、波及事故のリスクが無くなるという点が挙げられます。自社で運用しているキュービクルに何かしらの事故が起こった場合、付近の配電線への送電がストップしてしまいます。
送電停止の影響が広く出て、影響範囲内に公共交通機関や交通システム、病院などがあった場合、損害賠償を請求される可能性もあります。
いま一度、そのキュービクルが本当に必要かどうか考え、お近くの電気工事会社に相談してみることをオススメします。
また、一定時間の範囲内であれば、電流を多く流せる電子ブレーカーを導入することで、事業所内の機械を減らしたり、縮小する必要もなくなります。
こちらも、キュービクル工事業者の中に、電子ブレーカーの相談が可能なケースがありますので、一度、ご相談してみると良いでしょう。
※このサイトで取り上げている電気工事会社の中で、公式サイトでキュービクル工事について説明している神奈川の会社(15社)のうち、コスト削減の方法について掲載していた3社を紹介します。 
※2021年3月調査時点