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キュービクルの内部構造

このページでは、キュービクルの内部構造について解説しています。キュービクルは単一機械のような構造にはなっておらず、複数の機器が組み合わさって機能する仕組みになっています。それらの機器のなかでも、ぜひ役割を理解しておきたいものをいくつかピックアップし、紹介していきます。

工場の新規立ち上げを考えている経営者の方は、キュービクルに関する知識をあらためて確認するための参考として、ぜひお役立てください。

内部の機器

変圧器の役割

「トランス」と呼ばれることもある機器です。電圧を上げたり下げたりする際に使用されます。キュービクルのそもそもの設置目的は電圧のコントロールですので、変電機がいかに中心的な役割を担っている機器であるかがわかります。

計器用変圧器の役割

計器用変圧器はトランスの一種です。交流高電圧を測定する際に使用。測定誤差をできるだけ縮められるように設計されています。交流回路の高電圧/大電流電気を、制御回路に適した低電圧/小電流電気に変換することが可能です。ただ、電気を流すための機器とは異なり、小容量である点に留意しておきましょう。

電圧計・電流計の役割

キュービクルに流れ込んでくる電気の計測、そして電圧・直流電流・交流電流の数値のメーター表示をおこなう機器です。それぞれのメーターが示す数値が、あきらかに異常であると認められるときには、故障や漏電などの可能性も考慮たうえで対応することが大切です。

高圧進相コンデンサの役割

電力ロスを軽減するための機器です。供給される電力をできるだけ無駄なく利用するために、高圧進相コンデンサを組み込み、利用効率アップへとつなげています。

遮断機の役割

通常の負荷電流を遮断したり、機器・電力系統にトラブルが生じた際に事故電流の回路を自動的に遮断したりするための機器です。事故電流を切り離しても、電気は引き続き電路を流れようとするので、電極間で電子が放出し続けます。導電性を断つことで、この状態を「遮断」する必要性が生じるわけです。

低コスト提案ができる神奈川県のキュービクル工事会社3選
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※このサイトで取り上げている電気工事会社の中で、公式サイトでキュービクル工事について説明している神奈川の会社(15社)のうち、コスト削減の方法について掲載していた3社を紹介します。
※2021年3月調査時点